21年6-8月に観たもの・読んだもの
21年6-8月に観たもの・読んだものの備忘録。更新のサボり癖は良くないです。
■観たもの
①アニメーション(初見)
・キルラキル(全話完了)
・機動戦士ガンダムZZ(全話完了)
・少女☆歌劇レヴュースタァライト(全話完了)
・さらざんまい(継続中)
・少女革命ウテナ(継続中)
・涼宮ハルヒの憂鬱(~19話)
・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(1期・全話完了/2期・継続中)
・交響詩篇エウレカセブン(継続中)
・Sonny Boy(継続中)
・アサルトリリィ(継続中)
・ODDTAXI(全話完了)
②映画(初見)
漏れがある気もしなくはない。
□新作
・映画大好きポンポさん(2021)
・劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト(2021)
・漁港の肉子ちゃん(2021)
・ゴジラvsコング(2021)
・竜とそばかすの姫(2021)
・トゥモロー・ウォー(2021)
・映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!華の天カス学園(2021)
・サイダーのように言葉が湧き上がる(2021)
・ドライブ・マイ・カー(2021)
・劇場版 アーヤと魔女(2021)
・あの夏のルカ(2021)
・ジャスティス・リーグ ザックスナイダーカット(2021)
□旧作
・スターウォーズ EP1
・ソナチネ
・少女☆歌劇レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド
・マン・オブ・スティール
・スーサイド・スクワット
・ワンダー・ウーマン
■読んだもの(本)
6・7月は、はっきり言って他の雑務に勤しんでいたので、本を手に取る形では活字をほとんど読めていない。猛省。
□6月
□7月
・ヤマケイ新書 山のABC 地図読みドリル(宮内佐季子)
・ヤマケイ新書 山の観天望気 雲が教えてくれる山の天気(猪熊隆之ほか)
・図解 山の救急法 医学的根拠から応急処置法まで(金田正樹)
□8月
・孤立の社会学(石田光規)
・消費社会の神話と構造(ジャン・ボードリヤール)
結局今のところは卒論は、余暇学に関連した方向を考えている。とはいえいまだにふわふわしていて、かっちり定めたい。まずは余暇概念を整理するところから。
・孤立不安社会(石田光規)
内容自体は大変勉強になるものであった以上大変モヤモヤすることが一つだけ。こちらの論考の合間に唐突に挟まれる、古川タク氏の挿絵に悪意すら感じられるのは私だけだろうか……。女性専用車に乗車をして安心している女性たち、という風に好意的に解釈することだってひょっとすると可能なのかもしれないが、私はどうにもそのような解釈はできなくって、むしろ空いた女性専用車で笑みすら浮かべながら、ある種の優越感に浸りながらも、そして男性会社員の数々で満ち満ちた隣の車両を一瞥しながら、男性学の本を女性は広げているんだろうという見方の方が適切な気がしているが、古川氏、そして出版サイドのお考えやいかに。
・新・消費社会論(間々田孝夫)
・コミュニケーションの社会学(長谷正人ほか)
・楽しみの技法ー趣味実践の社会学
・お砂糖とスパイスと爆発的な何か—不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門(北村紗衣)
■読んだもの(マンガ) ※新しく読み始めたもののみ
・淫獄団地(搾精研究所)
・ゴールデンカムイ公式ファンブック 探求者たちの記録(野田サトル)
・ロボ・サピエンス前史(島田虎之介)
21年5月に観たもの・読んだもの
21年5月に観たもの・読んだものの備忘録。
■観たもの
①アニメーション
相変わらず、未見の有名な作品をひたすらに視聴する日々。就活、してますか?
・フリクリ(2000) 第1~6話(完結)
いやはやこんなに突き抜けるような爽快感と、青少年のみずみずしさをこの6話にまとめて感じられる、それでいて何処までも前衛的なアニメーション作品が、20年前にもう完成していたとは……。作画の前衛的な表現の数々はもちのろんですし、ピロウズ様様でもあります。ちょっとBGVにしておきたいくらいの心地よい郷愁も。設定を叩き込んだ上でもう一周は観ないとかな。。
・機動戦士Zガンダム(1985) 〜第50話(完結)
散りゆく刹那の美しさよ。。やっぱり横着しないでテレビ版で見ておいて良かったです。あまりにも有名な森口博子さんの「水の星へ愛をこめて」もきっちりと。こんなペースで見ているので、閃光のハサウェイ公開直後に観に行くなんてのは無理そうですね。6月中に自分のペースで観られたらいいな。ただ百式のMSに「百式」って書くのは余りにも無粋に思います(笑)。
・涼宮ハルヒの憂鬱(2006)
このモノマネ大好きです。
誇張した涼宮ハルヒの真似 pic.twitter.com/YStNpaCuao
— 獅子王クリス🎄🐙シュガリリ (@ChrisShishio) 2021年5月30日
・SSSS.DYNAZENON(2021)
・ゴジラS.P(2021)
ポストシンゴジの立ち位置が次第に鮮明になってまいりました。
・ひげを剃る。女子高生を拾う。(2021)
・ましろのおと(2021)
・エデン(2021)
https://www.netflix.com/title/80992783
ネットフリックスオリジナル新作アニメ作品の関係で、最近猛プッシュされているこちら。結論から言うと、4話でまとめるのには尻切れとんぼ感が否めないし、かといって映画にするのはどうなんだろうか……。いやいけるのかもしれないが……と感じています。博士側の敵キャラとしての色の薄さはちょっと否めないですし、何よりアイザック・アシモフのロボット工学三原則の変化球をほとんど全文読み上げる行為を幾度となくやってくるのはちょっとこちらにプレッシャーを与えるというか、否が応でもこれが大事なのと迫ってきて、あまりにも顕示的な印象です。その三原則を咀嚼したその先を、もう少し作中で示してみても良かったのかなと勝手に思っています(見落としていただけかもしれませんが)。
・ウマ娘 プリティダービー(2018) ※断念
ゲームは暇つぶしにやっていたので、アニメも観てみようかなと思ったのですが、多分指摘されまくっている事だとは思いながら、1話でスペシャルウィークの足を執拗にすりすり触るトレーナーの描写が出てきた所で、即視聴を中断しました。
ただし、パカちゅ〜ぶっ!チャンネルのゴルシ回は、非常に秀逸な動画ばかりでここは感動しております。
こちらは秀逸過ぎて、ここ最近5回くらい見た
②映画(初見)
・コードネームU.N.C.L.E.(2015)
ガイ・リッチー監督のジェントルメンの公開が近いとのことで、未見だったこちらを見ました。オイオイ何だよこのカーチェイス!!!!!!!永久保存したいカットの宝庫じゃん!!!!!!!!!メイキング動画を見れば、この熱意溢れる瞬間の数々をじっくりと目に焼き付けられる。カーチェイスで2台の車を連結させて、同時に並列させながら曲がり角曲がるとかさ、自然の神秘だよアレは。バレエをイメージされたとありましたが、美しいものを見たときに訪れるフワッとした高揚感は、この瞬間隠せないです。
・街の上で(2021)
幸せをありがとう。。今泉監督の作品の良さというのは、説明的なものと、非説明的なものの絶妙なバランスが取れたシーンが多いというか、名言のようなカチッと締まる言葉があるというよりはシーン単位で心に留めておきたいような、そんなシーンの宝箱のような風に思うのです。今泉監督のtwitter、今日見たらリスタートしていましたね。
・メランコリック(2019)
映画の自主ゼミ用に鑑賞。銭湯を殺人作業場に用いるこのアイデアの秀逸さですね。多分これまで誰も使ってこなかったアイデアなんじゃないでしょうか。真夜中は空いているし、水は出るから死体の血をすぐに流せるし、ボイラーに死体をくべればすぐに焼却出来るし、シャワーのホースは絞殺するのにもってこいだし、客が日中に入れば殺人現場の完全な証拠隠滅にもなるし……。
とても秀逸な作品だと思う一方で、ゼミ内でも指摘した所ですが、特に冒頭15分間ほどに現れる女性描写の数々に少し不気味というか、違和感を覚えました。副島さんも、和彦のお母さんも、田村を同窓会でちやはやする女性たちも、アンジェラも、登場する女性というのは、全て男性のことを労る存在となっているということです。反社会勢力と東大生の家庭という設定がある時点で、男性中心の描写と家父長制的な描写が現れるのは分からないでもないのですが、それにしても不気味です。
・スタンド・バイ・ミー(1986)
金ローでやっていた往年の名作。今見られて良かった。最近の金ロー、良いです。エンゲンナイッ。
・スターウォーズ エピソード4(1977)
流石に見ないと、ね。
・スターウォーズ エピソード5(1980)
流石に見ないと、ね。(2回目)
・スターウォーズ エピソード6(1983)
流石に見ないと、ね。(3回目)
■読んだもの(本)
僕はもっと古典を読むことに、注力したほうがいいかもしれない。かもというか、事実そうなんですけど、逃げ続けている。ゼミのパーソンの膨大な知識量を見るにつけ、自分の貧弱さに辟易する日々。流石にキツくなって来ています。
・コンヴァージェンス・カルチャー:ファンとメディアがつくる参加型文化(ヘンリー・ジェンキンズ)
・フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者(佐藤千登勢)
・ 「くだらない」を考える ネットカルチャーの社会学(平井智尚)
・WORK DESIGN(ワークデザイン):行動経済学でジェンダー格差を克服する(イリス・ボネット)
・ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2(東浩紀)
21年4月に観たもの・読んだもの
以下、21年4月に観たもの・読んだものを書き留める。雑感が殆どであるが、もう少し書きたくなれば、随時別記事で更新する。
①アニメーション
・映像研には手を出すな!(2020)
やや乗り遅れてしまったものの、配信視聴が可能になったタイミングで視聴。お互いをカジュアルに必要とする仲間が、それぞれの長所を生かしながら、目標を一つに「頑張る」という事にどこかありふれた熱血さ、気持ちの悪い団結のようなものを感じさせない清々しさのあるところに私の感じる面白さがあると思う。それはいわゆるシスターフッドのような、一つの理念に向かって連帯しながら、関係性に妙なしがらみを求めることはなくある意味でサッパリとした関係性であり、恋愛関係を媒介とした、あるいはそうでなくともどことなく奇妙な友人関係を捨象したあり方である。浅草、水崎、金森の3人には、そういう清々しい関係性が見られるのであって、アニメ制作という目標のもとに、ドタバタこそあれ、その連帯を遂げていることに爽快感を覚える。そうしたシスターフッドの爽快さはchelmicoの「Easy Breezy」のOPから、既に始まっている。映像ももちろんとびきり爽やか。まあなんというか、映像作りたくなっちゃうねえ。
・さらざんまい(2019)
ピンドラを観て、幾原邦彦作品の次なる手はどうしようかと考えた結果、ウテナの前に近年のこちらを視聴することにしておこうと思い、視聴。6話途中まで視聴しているが、多分まだここまでを観て、断定的に語り得るものは無いと見ているので、ひとまずノーコメント。寓話的な箇所がほとんどで、どこまでが……?というのは未だ決めきれないので。。でも皆、つながりたいんだよ。
どうでも良いが、私の家からチャリ圏内の街で、物語が進む。
・魔法少女まどか☆マギか(2011)、魔法少女まどか☆マギか[新編] 叛逆の物語(2013)
10年越しに観ました。動機は新作の制作決定。いやはやどうしてさっさと観なかったのだろうか……。一言で片付けるには余りにも重要すぎる作品であることはもちろんわかっているので、もう少し纏まりが出たら追記します。それにしてもまどマギ、「メメント」(2000)の影響も受けていたんですか……!(Wikiの引用文献にそんな記述がありました)
・機動戦士ガンダム(1979)、機動戦士Zガンダム(1985)
私の新年度の作品鑑賞の時間を、この2作品に多分7割くらい使っている。最初のモチベーションは、近日公開の「閃光のハサウェイ」冒頭15分本編映像を視聴し、出てくる人物の事はほとんど知らないのに、絶対観てやるぞと、断固たる決意が芽生えたからで、それはギギ・アンダルシア役、上田麗奈のファンであるのも2割、鮮やかにハイジャックを働く様のテンポが非常に小気味よく、あの場面で求められた緊張と弛緩の描写が本当に必要十分なものであったのが8割である。とは言っても話数はギッチリあり、重い腰を上げたような気持ちで、耳にだけは幾度となくした例のOPを聴きながら最初は視聴していたが、「ニュータイプ」という概念が盤石となった途端に、アムロとシャアの関係性がパッと煌めくのを体感してからというものの、食い入るように視聴し始めるようになった。そのテーマはZガンダムを見るにつれ、強まる一方である。
・ほしのこえ(2002)
セカイ系とされるものの代表格の本作品も、何だかんだで視聴したことがなかった為、この機に視聴。
・ゴジラS.P(2021)
今期アニメの生き甲斐枠。OP、EDでまず3年ほど生きてゆける濃度(未だかつてこんなに凝ったものがあっただろうか……)。作品中、本当に一つ一つの芸当が細かい。「古史羅ノ図」の浮世絵のくだりが出てきたり、「シン・ゴジラ」牧元教授の遺した構造解析図に酷似したものもちゃっかり出てきたり。。そういうのはあるし、仮想のものでもある規則・物理法則がここで成り立つとすれば、それはその元ではこうした展開が起こるはずであるという推察を徹頭徹尾行う所に魅力がある。つまり、整合性が大変取れているということである。
・SSSS.DYNAZENON(2021)
SSSS.GRIDMAN(2018)を存分に楽しませて頂いた以上、こちらの雨宮哲監督作品も見ておくのは間違いなく……。現在進行形。
・推しが武道館にいってくれたら死ぬ(2020)
「それなりの服装でいた女性がヲタになった瞬間、資金難から服装はピンクジャージ一本とかどういう事だよ!」などと最初は思っていたが、アイドルからの認知をもらう為にはそれくらいで良いのかもしれない。しかしえりぴよは紛う事なく舞菜のTOであり、当然認知を貰うなどの段階ではないのだが、ピンクのジャージが舞台から目に入った瞬間に、舞菜にどれだけの安心感をもたらしたのかは計り知れず。。良かったね舞菜ちゃん。えりぴよほぼ一人がCD積んで、人気投票中間発表で舞菜が3位になったのは喜ばしい事だが、他推しのオタクの購買力に疑問が残る。もうちょっと頑張れ。蛇足だが、字幕表記、オタクが話すたびに「(オタク)」と字幕打つの、いつも笑います。
・シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021)
4回目(庵野総監督、鶴巻・前田監督舞台挨拶回)。もういっちょ、IMAXで見ておきたい。
・トロピカル〜ジュ!プリキュア(2021)
俺のニチアサだ〜。家族のいるリビングで日曜朝、正座して視聴している。最初はトロプリのメイクが持つ意味とはどんなものなのか、それはメイクへの強迫観念のようなものを与えるものなのかなだとか思って、正直私はちょっと怖かったのだが、これは全くの杞憂で、誰の為でもない、自分のテンションを上げるためにメイクをするのだった。敵キャラのヤラネーダは依然雑魚キャラであるが、そこのバトルはキモじゃない。倒した後の「ビクトリー!」、突然訪れる「後ろは爆発、人はカメラを見てキメる」のお決まりのアレを決めてくるので絶叫します。
・ましろのおと(2021)
・ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(2021)
・シャドーハウス(2021)
②実写映画/ドラマ
シンエヴァの燃え尽き症候群につき映画をほとんど見られていないが、5月からは復活する見込み。
・ファルコン&ウィンターソルジャー(2021)
いやー。。いやー。。面白いよ。。誰が新しいキャプテン・アメリカになるのかの結果それ自体はある程度見えていたのかもしれないが、そこではなくて大切なのはその道筋が、大変な政治性を帯びながら描かれていることである。これは目を背けてはいけない。
・ノマドランド(2020)
アカデミー作品賞ノミネートの時点で重い腰を上げて映画館へ。まず「ノマドランド」に原作があったということすら知らなかった。さらに言えば実際の車上生活者をキャスティングしているということにも、二重に驚いた。その上で視聴。自らがしたいように人生を実現してゆく中で流れるゆったりとした時間の裏には、同時にいつも張り詰めた緊張、いつ訪れるとも分からない不安を抱えてもいる訳であり、それを騙し騙し生活しながら、それにどうしても向き合わねばならなくなった時に、彼ら彼女らの向き合い方に大変な美徳を感じるのです。「この瞬間に死ねたら幸せ」。
・マ・レイニーのブラックボトム(2020)
チャドウィック・ボーズマンの遺作となり、主演男優賞にもノミネートされることとなった作品。兎にも角にもチャドウィックの演技に秀でた所を褒めちぎるしかない。前半の彼の、音楽に携わるものとしての自信家な素振りは、後半に黒人差別に起因する自分の人生観を織り交ぜた激情を帯び始めるようになり、そのトランジションの演技には脱帽です。
・透明人間(2020)
超常現象に収拾するかと思いきや……セシリアのタフさが異次元過ぎると言うか、見えない力にどこまでも貶められても、必ず這い上がり、百倍返しを目指すセシリア。
③本
・人新世の資本論(斎藤幸平)
・はじめてのウィトゲンシュタイン(古田徹也)
・ブルー・ピリオド 1~9巻(山口つばさ)
・その着せ替え人形は恋をする1~7巻(福田晋一)
・スキップとローファー 5巻(高松美咲)
・呪術廻戦0~15巻(芥見下々)
noteの記事をこちらに移設し、今後の更新はこちらで行います
私のひん曲がったと言えばひん曲がった性質が根本にあるのも一つ、最近更新も滞っていることも一つなのですが、noteを使うよりははてなブログを使った方が、色々と勝手が良い風に最近思うこともあり、こちらに書いたものを移設する運びとなりました。もう少し今後は自分の書く技量の為にも、頻度を上げて行けたら良いなと思います。